(1)トサミズキ1
土佐水木(トサミズキ)・・・高知県の固有種で、蛇紋岩地の林の中に生えるマンサク科トサミズキ属の落葉低木です。 樹高は2m~4m位、葉は幅の卵形で、葉には柄があってつけ根は心形、先はやや尖ります!
(2)(3)(4)トサミズキ2,3,4
土佐水木(トサミズキ)の花の子供です!これから育って大きく長くなります♪
開花時期は3月から4月で、葉の展開に先立って花を咲かせます♪ 枝先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、垂れ下がるように花をつけます!花の色は淡い黄色で、花弁は5枚、萼片も5枚です! 雄しべは花弁と同じくらいかそれよりも長く、裂開する前の葯(雄しべの花粉を入れる袋)は暗い紅色をしています♪ 雌しべは2本で花弁より長く、蕾のときは花の外に出ます♪
(5)ネコヤナギ1
猫柳(ネコヤナギ)・・・北海道から九州にかけて分布し、山野の水辺に生え、海外では、朝鮮半島、中国にも分布するヤナギ科ヤナギ属の落葉低木です。樹高は2m~3mで、変種が多く、大別すれば、枝が立ち上がるものと、横に伸びるものがあるとのこと!
(6)ネコヤナギ2
開花時期は2月から4月で、雌雄異株です♪ 雌雄ともに葉の展開に先立って前年の枝に銀白色の花穂をつけます!雄花のほうが花穂がやや大きいようです。
(7)(8)ネコヤナギ3,4
(9)(10)(11)ネモフィラ1,2,3
ネモフィラ・・・原産地はアメリカ合衆国のカリフォルニア州。草地や林の中に生え、英名は「ベビーブルーアイズ(baby blue eyes)」というハゼリソウ科ルリカラクサ属(ネモフィラ属)の一年草で和名を「瑠璃唐草(ルリカラクサ)」と言いますが、ネモフィラの方が流通名としては知られていますね♪
(12)ネモフィラ4
光の当たり具合でしょうか?花色が少し変です 汗)
開花時期は3月から5月で、花径は2~3cm位で、花冠は鐘状で、先が5つに裂け、それぞれの裂片のつけ根は白く、先は淡いブルーです♪ 雄しべは5本です。 一面に咲くのネモフィラは見事と言うかキレイですね♪ ⇒ ☞ひたち海浜公園のネモフィラの丘
(13)ユキヤナギ1
まだこの撮影時は疎らにしか花を付けていませんでした!
雪柳(ユキヤナギ)・・・本州の関東地方から九州にかけて分布し、川岸や岩礫地に生え、海外では、中国にも分布するバラ科シモツケ属の落葉低木です。 開花時期は3、4月で、株元からたくさん枝を出し、花径1cmに満たない白い小さな5弁花を穂のようにつけます♪
(14)(15)ユキヤナギ2,3
同じシモツケ属で花が団子状のものを ☞「小手鞠(コデマリ)」と言い、開花は「雪柳(ユキヤナギ)」よりも少し遅く、花の形はよく似ています!
D3s+AF-S MICRO 105mm f/2.8G ED VR 2018.03.07 撮影 於:千葉 野田 花ファンタジア