

(1)(2)カンヒザクラ1,2
寒い早春の中で一際色濃く映える寒緋桜です♪ 花が全開しないところも奥ゆかしさでしょうか!
昨日は2日続きの曇り、雨でしたね! 安行桜が見頃のはずなんですが・・・雨で散ってしまわないか心配です 泣)
今日こそは撮影にと思ったら、じいちゃんの病院なんです 泣)
寒緋桜(カンヒザクラ)・・・原産地は台湾、中国南部で、日本でも鹿児島県や琉球列島に分布しているバラ科サクラ属の落葉高木です。 沖縄では桜と言えばこの寒緋桜(カンヒザクラ)を指すようです♪ 開花時期は沖縄が1月から2月、関東で3月で、緋紅色の花を半開した鐘状に下向きにつけ、小輪の一重咲きで、花弁は5枚です!

(3)ヤエカンヒザクラ1
八重寒緋桜(ヤエカンヒザクラ)・・・バラ科サクラ属の落葉高木である寒緋桜(カンヒザクラ)↑の園芸品種で、台湾で育成されたと言われています!


(4)(5)ヤエカンヒザクラ2,3
開花時期は3月から4月で、原種よりも遅く、濃い紅色をした太い鐘状の花を下向きにつけ、八重咲きですが全開はしません♪

(6)ヤエカンヒザクラ4


(7)(8)カンザクラ1,2
寒桜(カンザクラ)・・・寒彼桜(カンヒザクラ)↑と☞山桜(ヤマザクラ)ないし☞大島桜(オオシマザクラ)の雑種と考えられているバラ科サクラ属の落葉小高木です。 開花時期は2月から3月で、早咲きで知られる☞「河津桜(カワヅザクラ)」よりも開花は早く、葉の展開に先立って花をつけます! ☞熱海桜(アタミザクラ)も寒桜の仲間に加えると言う説もあるようです!


(9)(10)シナミザクラ’暖地桜桃’1,2
支那実桜’暖地桜桃’(シナミザクラ’ダンチオウトウ’)・・・原産地は中国で、湖北省や湖南省などに分布するバラ科サクラ属の落葉小高木で、中国名を「桜桃」といい、実を食用にし、「暖地桜桃(ダンチオウトウ)」と呼び、別名を唐実桜(カラミザクラ)とも言うようです♪

(11)シナミザクラ’暖地桜桃’3
日本の原種との交配によって多くの園芸種が生まれ、開花時期は3月頃で、葉の展開に先立って花を咲かせます!枝先に散形状の花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、花径15mm~25mm位の淡い紅色を帯びた一重の5弁花をつけます! 一房には2、3輪の花がつき、花びらは横に平らに開き、萼片は緑色で5枚です♪

(12)ゲンカイツツジ1
玄海躑躅(ゲンカイツツジ)・・・名前の通り玄海灘をはさんで、九州北部、対馬、済州島、朝鮮半島などに分布し、山地の岩の上や急な傾斜地に生えるツツジ科ツツジ属の落葉低木です。開花時期は3月で、葉の展開に先駆けて、ピンク色の花を咲かせ、ツツジの中では最も早く咲き始めます♪ 咲き始めの最初の一輪です♪


(13)(14)ゲンカイツツジ2,3
花冠は幅の広い漏斗状で、皿のように横に広がって5つに裂け、裂片の先は丸い! 花の色はピンクから紅紫色が普通ですが、☞白花もあり、花径は3~4cmです♪
次回は2回にわたり「椿(ツバキ)特集」をお送りいたします♪
D3s+AF-S MICRO 105mm f/2.8G ED VR 2017.02.28 撮影 於:川口 花と緑の振興センター