

(1)(2)ツリフネソウ1,2
「さくら堤公園」の駐車場で見れた花の紹介です♪
釣船草(ツリフネソウ)・・・日本各地に分布し、山地の水辺ややや湿った場所に生え、海外では、朝鮮半島、中国東北部にも分布するツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草です。 花柄から下垂する花の形を釣船に見立てたのが名の由来です♪


(3)(4)ツリフネソウ3,4
草丈は50cm~80cmくらいで、葉は楕円形で、互い違いに生える互生、葉の縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)があります!

(5)ツリフネソウ5
開花時期は8月から10月くらいで、葉の脇から花柄を出し、紅紫色の花を数輪ずつつけます。 花冠は長さが3、4cmの筒状で、先が唇形に裂けます! また、距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)が後ろに突き出て渦巻き状になります♪

(6)シロツリフネ1
白釣船(シロツリフネ)・・・北海道から九州にかけて分布し、山地の河原など湿ったところに稀に生え、海外では、朝鮮半島や中国にも分布し、分類上は、「釣船草(ツリフネソウ)」↑の品種の1つとされ、「白花釣船草(シロバナツリフネソウ)」とも呼ばれるツリフネソウ科ツリフネソウ属(インパチェンス属)の一年草です。 花柄から下垂する花の形を釣船に見立てたのが名の由来で、別名を「朝鮮釣船(チョウセンツリフネ)」ともいうらしい♪

(7)シロツリフネ2
草丈は50cm~80cmくらいで、葉は楕円形で、互い違いに生える互生、葉の縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)があります!


(8)(9)シロツリフネ3,4
開花時期は8月から10月くらいで、葉の脇から花柄を出し、白いの花を数輪ずつつけます! 花冠は長さが3cm~4cmの筒状で先が唇形に裂け、距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)が後ろに突き出て渦巻き状になります♪

(10)クマツヅラ1
熊葛(クマツヅラ)・・・本州から沖縄にかけて分布し、道端や原野などに生え、海外では、アジア、ヨーロッパ、北アフリカなどに広く分布するクマツヅラ科クマツヅラ属の多年草です。


(11)(12)クマツヅラ2,3
草丈は30cm~80cmくらいで、地下茎が横に這い、茎は直立して上部で枝分かれをし、断面は四角形です♪ 全体に細かい毛が生え、根際から生える葉は卵形で3つから5つに裂け、裂片は更に羽状に切れ込みます! 葉は向かい合って生える対生で、葉の表面は葉脈に沿ってへこみ、皺のようになっています!

(13)クマツヅラ4
開花時期は6月から9月で、茎の上部に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、淡い紅紫色の花をたくさんつけます。
花径はmmくらいで、花冠は5つに裂けて横に平らに開き、蕚は筒状で5つに裂けます。雄しべは4本、雌しべは1本です。
D3s+TAMRON SP AF180mm F/3.5 LD MACRO 2019.09.17 撮影 於:埼玉 吉見町 さくら堤公園