

(1)(2)ヤマトリカブト1,2
とうとう2018年(平成30年)最後の日となってしまいました!
今年も多くの方にお越し頂き、たくさんの勇気をもらって撮影とアップを続けることができましたこと本当に感謝申し上げます。
足跡を残して頂いた方、またスルー、チラ見だけの方でも、お越し頂いたことに感謝!感謝!いたしております。
来る年も、皆様にとってステキな撮影・アップ年となりますよう心よりお祈りいたしております。
佳き年をお迎え下さい。 本当にありがとうございました。
新年は1/8よりのアップとさせて頂く予定です 汗)
山鳥兜(ヤマトリカブト)・・・日本固有種で、本州の東北地方から中部地方にかけて分布し、山野などに生えるキンポウゲ科トリカブト属の多年草です。 草丈は80cm~150cmくらいで、葉は円心形で3つから5つに深く裂け、葉の裂片の縁には粗いぎざぎざ(鋸葉)がある、いわゆる重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)です!

(3)ヤマトリカブト3
開花時期は8月から10月で、鮮やかな青紫色をした兜形の花をたくさんつけ、花びらのように見えるのは5枚の萼片です♪ 和名の由来は、花の形を舞楽の時にかぶる鳥兜にたとえたもので、山地に生える鳥兜なので山鳥兜(ヤマトリカブト)とされました! 全草に猛毒のアルカロイドを含み、世界最強といわれる有毒植物です♪


(4)(5)マルバフジバカマ1,2
丸葉藤袴(マルバフジバカマ)・・・原産地は北アメリカで、日本へは明治時代の中期に渡来し、小石川植物園で栽培されたものが強羅公園に贈られ、これが散逸して各地に広がったというキク科フジバカマ属の多年草です。箱根を中心に関東地方から東北地方にかけて広がっているとのこと♪ 草丈は30cm~130cmくらいになり、葉は卵形で、葉には柄があり、縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)があり、葉の先は尖ります! 葉が尖っているのに丸葉と名づけられたのは、藤袴(フジバカマ)の葉が深く3つに裂けるのに対比してのこと! 「白花藤袴(シロバナフジバカマ)」の名でも流通し、開花時期は8月から10月です。 花の色は白く、花冠が5つに分かれた多数の筒状花からなります♪ 以前は↓の「ユーパトリウム」の白花種かと思ってました 汗)


(6)(7)アオイロフジバカマ(ユーパトリウム)1,2
青花藤袴(アオイロフジバカマ・ユーパトリウム)・・・原産地は北アメリカや西インド諸島で、川沿いや湿った草地に生えるキク科コノクリニウム属の多年草です。以前は「ヒヨドリバナ属(ユーパトリウム属)」に分類されていたため「ユーパトリウム」の名でも流通し、学名の「コノクリニウム・コエレスティウム」で呼ばれることもあります♪ 草丈は40cm~80cmくらいで、葉は三角状の卵形、葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)があります! 開花時期は7月から10月で、よく枝分かれをし、茎先に 👉「アゲラタム」に似た青紫色の花(頭花)を散房状(柄のある花をたくさんつけ、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)にたくさんつけます!


(8)(9)ミツバフウロ1,2
三葉風露(ミツバフウロ)・・・原産地は日本~中国で、日本各地の山野の草地や林縁などに生え、茎の高さは30~80cm、枝先や葉腋から伸びる長い花柄の先に直径1~1.5cmの白色~淡紅色の花を2個つけるフウロソウ科フウロソウ属の多年草です。花期は7~10月で、花弁、萼は5個に裂け、花柱は先が5個に裂け、葉は掌状で、ふつうは3深裂し、裂片は菱形状で、先がとがります!


(10)(11)ワレモコウ1,2
吾亦紅(ワレモコウ)・・・北海道から九州にかけて分布し、野山の草原に生え、昔から広く親しまれる山野草の1つであるバラ科ワレモコウ属(サングイソルバ属)の多年草で、海外では、朝鮮半島、中国、シベリア、ヨーロッパなどにも分布します。 漢字では「吾木香」「割木瓜」「我毛香」などの文字も充てられ、草丈は30cm~100cmくらいで、茎につく小葉の形は長めの楕円形です。 開花時期は7月から11月で、枝分かれした茎の先に、楕円形をした赤紫色の花穂をつけ、1つの花は4枚の萼からなり、花弁はない♪ 花穂の上から順に咲く!

(12)リンドウ1
竜胆(リンドウ)・・・本州〜九州の山野に生え、高さ20cm〜100cmで、葉は対生し、長さ3〜8cm、幅1〜3cmの卵状披針形で先は尖り、3脈が目立つリンドウ科リンドウ属の多年草です。


(13)(14)リンドウ2,3
花期は9〜11月で、茎の先や上部の葉腋に紫色の鐘形の花を開きます!花冠は長さ4〜5cmで先は5裂し、裂片の間には副片があり、内側には茶褐色の斑点があります。


(15)(16)ツマグロヒョウモン♂♀?1,2
前ばねの端の黒色がよく目立つ方は「褄黒豹紋(ツマグロヒョウモン)」の♀だと思いますが、もう片方の豹紋柄の蝶は「褄黒豹紋(ツマグロヒョウモン)」の♂ではないようです! どうも相手を間違えたようです♪笑)


(17)(18)ウラギンヒョウモンTZ1,2
翅の模様から裏銀豹紋(ウラギンヒョウモン)のようです♪ 少し色が濃いめかな? ⇒ 嬬恋であった 👉「裏銀豹紋(ウラギンヒョウモン)」とそっくり♪
裏銀豹紋(ウラギンヒョウモン)・・・山麓や明るい草原で多く見られるヒョウモンチョウ。草原上を活発に飛び回り、アザミなどの花でよく吸蜜する。
一年間、ありがとうございました。
佳い年をお迎え下さいね♪ また来年、お会いしましょうね!
D3s+AF-S MICRO 105mm f/2.8G ED VR 2018.10.03 撮影 於:栃木 栃木 花之江の郷