

(1)(2)ルリマツリ1,2
瑠璃茉莉(ルリマツリ)・・・原産地は南アフリカ、オセアニアなど、樹高は1m~2m位で、蔓性で細長い枝を伸ばすイソマツ科ルリマツリ属の常緑小低木です。葉は長い楕円形で、葉の先は丸く、縁は波打ちます♪開花時期は5月から11月くらいで、枝先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、花径2cm位の淡い青色の花をたくさんつけます! 花冠は漏斗状で、先が5つに裂けて横に開きます。和名の由来は、ジャスミンの一種の「茉莉花」に似た青い花をつけることからきています! また、属名の「プルンバゴ」の名で出まわることもあります♪

(3)ラティビダ1
ラティビダ・・・夏に、花の中央が高くなったメキシコ人の帽子に似た花を咲かせるキク科ラティビダ属の耐寒性多年草(宿根草)です。別名で、「姫馬廉菊(ヒメバレンギク)」、「メキシカン・ハット」「コーンフラワー」とも呼ばれます♪


(4)(5)ラティビダ2,3
原産地は北米からメキシコで、草丈50cm~100cm位で、花期は7~9月♪ 花の色は、黄系・赤系で、花径は4cm程です!「メキシカン・ハット」が一番分かりやすい名前かな?日当たりを好み、荒地でも育つので一部野生化しています。




(6)(7)(8)(9)コオニユリ実生1,2,3,4
小鬼百合実生(コオニユリミショウ)・・・「実生」は「ミショウ」と読みます♪
「実生(ミショウ)」とは、種子から発芽したばかりの苗のことを言い、発芽して双葉が開いた頃の、発芽直後の苗のことを言います。また、広い意味では、種まきから育てた植物のことを言い、「実生繁殖」という言葉を使ったりします♪
対する言葉は、「栄養繁殖(エイヨウハンショク)」で、根、茎、葉などの栄養器官から殖やすことを言い、株分け、さし芽、さし木、とり木、接ぎ木などの事です♪「栄養繁殖」は「無性繁殖(ムセイハンショク)」とも言われます。
栄養繁殖は親と全く同じクローンができますが、病気等で絶滅の危険性を秘めています!
実生繁殖は雄しべと雌しべが交配してできる種(実生繁殖)からの繁殖で、同じ交配(兄弟株)でも二つと同じものは咲きません!すべてオリジナル個体です♪
小鬼百合実生(コオニユリミショウ)は種から何代にもわたって育てたオリジナルのコオニユリと言えます♪ 小さくて、コオニユリのミニチア版のようで、草丈も低く、花色も濃いオレンジで、花被片の内側には黒紫色の斑もありません♪



(10)マツバギク1
(11)マリーアントワネット1
(12)ミモザ 種1
松葉菊(マツバギク)・・・原産地は南アフリカで、砂漠などに生え、日本へは明治時代に渡来したツルナ科マツバギク属の常緑多年草(半耐寒性)です。草丈は10cm~25cm位で、葉は棒状で、葉の質は多肉質です♪開花時期は4月から8月で、花径4cm~6cm位の菊(キク)に似た花が株を覆うように咲きます。花の色はピンクが基本ですが、黄色や橙色などのものがあり、八重咲きもあります。ただし、花は夜になると閉じてしまいます♪
ミモザ・・・フサアカシア、ギンヨウアカシアなどのマメ科アカシア属花卉の俗称。イギリスで、南フランスから輸入されるフサアカシアの切花を"mimosa"と呼んだ事から。アカシア属の葉は、オジギソウ属の葉によく似ていますが、触れても動きません。しかし花はオジギソウ属の花と類似したポンポン状の形態であることから誤用されたようです♪今日の日本ではこの用例がむしろ主流で、鮮やかな黄色で、ふわふわしたこれらのアカシアの花のイメージから、ミモザサラダやカクテルの名がつけられています。
やっぱりマメ科の種だ♪


(13)(14)ノムラモミジ1,2
野村紅葉(ノムラモミジ)・・・カエデ科落葉樹であるイロハモミジの赤葉品種です。葉が新しく出たときから赤く色づいています。夏場は緑になりますが、紅葉シーズンになると再度赤になります。 数あるモミジの品種の中でも人気がある品種です。春がもっとも美しい赤い葉色を見せ、濃い落ち着いた風情があります♪季節を間違えてしまいそうです!笑)
D3s+ AF-S MICRO 105mm f/2.8G ED VR 2014.06.03 撮影 於:花ファンタジア(清水公園)